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読まないほうがいい話


1983年、中型二輪免許の交付を受けたとき、これでようやく”自動二輪免許”を手に入れたんだと感慨に浸ったのもつかの間...免許証を見れば「自二車は中型二輪に限る」の条件が...それからその条件と11年間付き合うことになるのだが、街で数少ないながらもナナハン(750cc)に乗っている人を見かければ羨ましく思い、試験場でナナハン免許(自動二輪免許限定解除審査)に落ちる度に情けなく思った。落ちてばかりいたので、そのうち受験することも面倒になり、これも時代が悪いんだ。と自分自身を納得させていた。

反面、空前のバイクブームといわれた80年代前半の頃から、学校が終わればバイクを乗り回し、学校でバイク雑誌を読み漁りながら、将来絶対にCB1100Fや、CX650TURBOに乗るんだと密かに目標を立てていた。400ccまでとはいえ多くの車種に乗ることもできたし、矢継ぎ早にモデルチェンジされ、パワー競争も凄かったこの時代、バイクの進化を時々刻々と感じることができた私にとって、中型二輪で過ごした日々は、逆に言えば幸福だったのかもしれない。

時代が変わって現在、18歳になれば教習所に通うだけでナナハン免許(大型自動二輪免許)が手に入るし、国内仕様とはいえ、どこのバイク屋でもOVER750マシンが買える。もちろん、20年前バイク乗りなら誰もがあこがれた逆輸入車だって割と簡単に手に入れることができるようになった。

中免取立てのとき、夢見ていた憧れの時代になったというのに、味も素っ気も感じられないのは一体どうゆうことなんだろう?

安全のためだといって、省エネを考えない常時点灯のバイクしか法律で認めないし、(バイクは
ヘッドライトをon/offする自由すらない...当局が安全性をとやかく言うのなら何で、左ハンドルの車が法律で認められるのだろうか。高速道路では左ハンドル専用の発券機まで用意する程のサービスぶりである。バイクは専用の入り口すらない。何故だろう。)コストダウン?のために、単色カラーが当たり前みたいになっているこの時代(1990年代)。省エネを考えず、コストダウンに気を使うんなら、500-750ccクラスの2ストマシンをどこのメーカーでもいいから出せばいいじゃないかと思ってしまう。

でも、そうすれば必ず排ガス規制に引っかかってしまうんだよね、きっと。

そんな大型2ストマシンも1980年代以前には何の規制もなく堂々と道を走っていた。今では考えられないけど。

こんなことなら、ちゃんとまじめに練習してもっと早く限定解除すればよかったんだなー。と思ってしまうが、やっぱり昔の時代、そんな簡単にはイカの何とかだった。わかるかな?わかんねーだろうなー。(古い!!)

(文/?年経過したMAJP)

 
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