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普通二輪の技能試験を受験される方のためのLICENSEページ利用法等
■1:受験パターンによる、練習?の違い ■2:よく見かけるまずい例 ■3予約する前の準備 ■4...ゆとりをもって試験場へ ■5:最後に
1:普通二輪の受験パターンによる、練習?の違い。

(※当サイトの情報だけでは情報不足です。必ず、基本書や他のサイト、試験場、その他で最新の情報を手に入れておいてください。)

a:小型二輪を受験し、合格後も小型二輪だけの方。

原則は技能試験課題トレーニング等を参照すれば、okだが、アクセルワークは大型に比べて大きく開けないとメリハリがつかない。制限速度や 、通過タイムなど小型二輪特有の条件に注意する。 将来、 普通二輪(限定なし)や、大型二輪の技能試験を受験することがないので、基本操作以外の運転方法-(※注:半クラッチを使わずにアイドリング走行だけで一本橋を通過するなど。下記参照)であっても、合格できる可能性あり。ふらつかず、安全かつ円滑に走れさえすれば、多少違ったやり方であってもイイという事。そうであっても、法規走行がきちっと出来ないと合格は出来ない。このやりかたはおすすめできないが、クラッチ付の原付を乗りこなすぐらいの実力があれば、練習量が少なくても合格できる可能性かある。免許取得後は事故や違反さえしなければどんな運転操作であっても構わないのだから割り切ってしまうという考え方も正論だと思う。
※二輪車の運転の基本は、進行方向に先に目線を向けることによって 車体を誘導することである。基本操作以外の運転方法とは、自転車の運転のように目線を使わず手先だけでハンドル操作する事などをいう。

b: 小型二輪を受験し、合格後は普通二輪(限定なし;限定解除)を目指す方。 (**無駄が多いので直接普通二輪(限定なし)、を受験した方がいい。下記c:参照**)

●小型二輪免許取得後、教習所で限定解除予定の方

技能試験課題トレーニング等を参照すれば、ok。アクセルワークは大型に比べて大きく開けないとメリハリがつかない。制限速度や 、通過タイムなど小型二輪特有の条件に注意する。上記a:の基本操作以外の運転方法は、合格後、教習の妨げになるのでやめたほうがいい。教習所では独自のやり方(ローカルルール)が必ず存在するので、そのような場合、迷わずそれに従うこと。

●小型二輪免許取得後、引き続き試験場で限定解除予定の方

技能試験課題トレーニング等を参照すれば、ok。アクセルワークは大型に比べて大きく開けないとメリハリがつかない。制限速度や 、通過タイムなど小型二輪特有の条件に注意する。合格後、引き続き試験場で限定解除受験するわけだが、間隔を空けず、さっさと受験した方が、「試験場走り」が身に付いているので合格は早い。 上記a:の基本操作以外の運転方法は、小型二輪は合格できても、限定解除の(400cc)場合、不合格の原因になるのでやめたほうがいい。 しかし、限定解除の(400cc)場合であっても、腕力(体力?)に自信がある方は基本操作以外の運転の方法を試してみる価値はあるかもしれない。

c:普通二輪免許(限定なし)を受験し、合格後も普通二輪免許(限定なし)だけの方。

上記b:での” ●小型二輪免許取得後、引き続き試験場で限定解除予定の方 “と同じ

d:普通二輪免許(限定なし)を受験し、合格後は大型二輪免許(限定なし)を目指す方。

●普通二輪免許(限定なし)取得後、教習所で大型二輪免許(限定なし)取得予定の方

上記a:の基本操作以外の運転方法は使わず、技能試験課題トレーニング等を参照すれば、ok。アクセルワークは大型に比べて大きく開けないとメリハリがつかない。制限速度や 、通過タイムなど普通二輪特有の条件に注意する。合格後、教習所では独自のやり方(ローカルルール)が必ず存在するので、そのような場合、迷わずそれに従うこと。それにしても、このような場合、試験場で普通二輪免許(限定なし)の技能試験を既に合格しているので、わざわざ教習所に出向くことなく、再度試験場で大型二輪免許(限定なし)の技能試験を受けた方がいいと思う。

●普通二輪免許(限定なし)取得後、引き続き試験場で大型二輪免許(限定なし)取得予定の方

上記a:の方法を使わず、技能試験課題トレーニング等を参照すれば、ok。アクセルワークは大型に比べて大きく開けないとメリハリがつかない。制限速度や 、通過タイムなど普通二輪特有の条件に注意する。合格後、引き続き試験場で大型二輪免許(限定なし)受験するわけだが、間隔を空けず、さっさと受験した方が、「試験場走り」が身に付いているので合格は早い。多少面倒だが、普通二輪免許(限定なし)の練習時に大型二輪免許(限定なし)と同じやり方で練習しておくと、後が劇的に「楽」。仮に、上記a:の基本操作以外の運転方法のような、適当な運転方法で普通二輪免許(限定なし)が取得出来たとしても、大型二輪免許(限定なし)の技能試験については、そんなやり方は通用しない。

概ね、以上のような受験パターンになると考えられるのだが、どの二輪免許試験を受ける場合であっても、原則としてに大型二輪技能試験の対策をしていれば、困ることはない。 大型二輪免許の場合、腕力に頼った運転をやったとしても、パワーや重量があるから、円滑な運転操作が出来るわけがない。 ただ、普通二輪免許については、車体が軽いので、腕力に頼った運転であっても、合格できる場合がある。 この場合、基本操作以外の運転方法であっても、減点超過や、試験中止になりさえしなければ、合格できる可能性があるから、それも選択肢として考慮してもいいと思う。


2:普通二輪の技能試験でよく見かけるまずい例。(過去、試験場に偵察に行ったとき見たもの)

安全確認ができていない、または余裕がない。
進路変更のタイミングや位置が悪い。
乗車時のサイドスタンドの扱いが悪い。(乗車してからサイドスタンドをはらう、サイドスタンドをしまわないで発進など)
降車時のサイドスタンドの扱いが悪い。(着座したまま、サイドスタンドを掛ける)
試験開始時の乗車/発進や試験終了前の停車/降車のやり方が悪い。
停止時に右足接地。
エンストや、ブレーキングに不安があるため、クラッチや前ブレーキに手をかけたまま運転。
クラッチや前ブレーキを4本(指)がけで操作しない。
つま先が、シフトペダルの下に入ったまま運転。
ニーグリップができていない。
つま先が、逆「ハ」の字型になっている。(開いている)
明らかに練習不足で、運転操作に余裕がない。
わけもなく、空ぶかしをする。
試験中止後のスタート地点までの走りをいい加減にする。
停止線での停止位置が悪い。
急制動のタイヤのロック。
u-ターンができない。
交差点での優先判断不良。
その他....

原因と対策: ....大半が資料(調査)不足による知識の欠如または無理解。および、練習不足によるものと思われる。逆に本やWEBなどで資料を集め、それで得た知識を覚えて理解し、時間貸し練習場などで、しっかり練習し、試験場を偵察して、コースの攻略ポイントを研究していれば、合格は夢でない。




3:普通二輪の技能試験を予約する前の準備。(参考)

本(基本書)は、普通二輪と大型二輪の両方をそろえた方がよい。さらに、技能試験攻略のビデオもしくは、DVDが手に入れば尚、GOOD。
WEB上で検索サイトを駆使して、必要な情報を確実にGETする。(WEBの情報は、99%超が無駄情報である。真に必要なものは1%もないので、注意。)
必ず試験場に下見(偵察)に行く。(予め、試験場に電話して二輪の技能試験の日時を確認しておく。昔は土日休日を除く毎日だったが、現在は特定の曜日のみ。)そこで、必ずコース図を売店などで手に入れ、合格した人の走りを見て、攻略ポイントを書き込んでおき、家に帰った後、分析(?)・研究する。コース内を歩くことが出来る時間帯があるので、その時間帯に居合わせた場合、コース内を歩いて合図確認/進路変更時の目印になるようなものを確認しておく。
コースは3つある。どれに当たるか判らないので全部覚える。 (3コースが多い模様)
当たり前だが、ヘルメット、ライディングウェアー、グローブ、ブーツなどを用意しておく。(免許取得後、使うものだからお金の無駄遣いではない。免許を取得するには必ずお金がかかる。教習所に比べて安くつく場合が多いだけのことである。)
必ず、時間貸し練習場などで、しっかり練習しておく。


4:しっかり練習して、ゆとりをもって試験場へ

以前、光明池試験場で目の当たりにした出来事。

1995年某月、当時はEleven-kaiプロジェクトのメンバー、XJRが大型二輪(当時の自動二輪限定解除)1回目を受けるために、事前審査の集合場所に MAJPと来ていた。
XJRは問題なくこなし、事前審査は合格。それからしばらく、合格者が続き最後の方で、女性の受験者の番になった時....
その受験者は、小柄であったが、レーシングブーツ、レーシングウェア(革つなぎ)、レーシンググローブ、お洒落なヘルメット....等等。
外見からいえば「あたしゃー走れまっせ!」、という感じだった。 8の字押し歩きや、車体の引き起こしは、小柄であったので、苦しそうながらもクリアしたが、その先が悲劇?!だった。
センタースタンド掛けの時だった。
....掛けられないのだ。
基本が出来ていないから、掛けられないのだ。大柄な人の場合、腕力で何とかなる場合があるが、彼女の場合、小柄でそれはとても無理。それだけなら、ただ単に「不合格」で終わるところなんだが、更に悲劇?!が待っていた。試験官は、彼女の格好を見て、 当然にセンタースタンド掛けが出来ると思っていたようだった。しかし、当の本人は、センタースタンドが掛からない事に気が動転してしまっていた。更にまずい事にセンタースタンドが掛からない事によって他の受験者(40人近く)に注目され舞い上がってしまい、パニック状態になっていた。ハンドルを曲げたまま、シートレール(またはリアバンパー)を掴まず、サイドカバーの穴(VFR750F)を必死になって掴んでいたのだ。こんなやり方ではセンタースタンドは掛からない。彼女の格好を見て期待していたと思われる試験官はついに、しびれを切らしてこう言い放った。「あ〜あ、おまえ、何しとんねん!!。そんなとこ、掴んでも上がらへんわ!!。ちょっと休憩してからもう一回やれ!!。」
その怒鳴り声のおかげで、更に他の受験者からも注目を浴びることになってしまった。
その後、XJRとMAJPは午後からの本試験のための申請に本館に戻ったので、どうなったかは知らない。 ただ、本試験の時、待合所に彼女がいなかったのは間違いなかった。何しろ、あんなに目立つ格好をしていれば、いるかいないかなんてすぐに判るものだから。

....普通二輪の試験には事前審査なんてないけど、技能試験を受験するために何が必要なのかを考えてみよう。

5:最後に

試験中ギャラリーの視線が気になるなら、ギャラリーのことを茄子や南瓜の集まりだと思えばいい。 今は普通二輪免許の試験だけど、どうせやるなら最後は大型二輪を狙うつもりでがんばろう。


 
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